NATメモ
先日Linux開発環境を単体マシンからWindows上で動く仮想環境、VMware Playerに移行させました。
主にMySQLとC言語で作成した自作のインデックス作成プログラムを動かしています。
双方ほぼ同じスペックのAMDの1.8Gで動作しています。(Linux単体の時はAthlon2500+でWindowsはTurion MT-32)
仮想環境にしたらかなり遅くなるかなと心配していましたが、実環境で20分程の処理時間が23分に延びた程度で収まりました。
でも遅くなって困ったのがNAT接続でのFTPのputの速度でした。
ちょっとFTPで速度を測ってみた結果です。
(Windows) up (77 Sec. 3515241 B/S).
(VMware-Debian NAT) up 827.51 secs (319.4 kB/s)
ホストOSのWindowsの速度の1/10も出ていません。
これは困ったので調べて見ると同じような症例が見つかりました。
こちらの症例ではWindowsのNAT機能を使うことで解決されています。
これでVMwareのNAT接続が遅いことがほぼ確実なので、諦めることにします。
ただWindowsのNAT機能を使うにはネットワークアドレスが「192.168.0.1」に限定されてしまうので、これを採用できません。
幸いアドレスは自由に割り当てすることができる環境なので、今回はブリッジ接続を採用することにしました。
Linuxのアドレスも固定で割り当てることにして測定したところ
(VMware-Debian ブリッジ) up 85.98 secs (3074.4 kB/s)
となりWindowsの速度には及びませんが、劇的な速度アップを実現することができました。