アップデート後の速度メモ

2010-07-31使えるねっとVPSサーバーが劇重で不安定と報告しました。その後も頻度は減ってきましたが、時々劇重になる症状が続いています。

過去の備忘録を調べてると、2008-04-21に「VPS備忘録:使えるねっとVPSシルバーの速度」を書いていました。プログラムと実行結果があるので比べてみることにしました。テストプログラムはここにあるので、実行結果だけを備忘録として残しておきます。

-bash-3.1$ time perl loop100.pl
2008年  4月 21日 月曜日 16:27:28 JST
ans=49995000000
2008年  4月 21日 月曜日 16:27:30 JST

real    0m2.450s
user    0m2.382s
sys     0m0.020s


-bash-3.1$ time perl loop100.pl
2010年  8月  5日 木曜日 08:59:48 JST
ans=49995000000
2010年  8月  5日 木曜日 08:59:55 JST

real    0m7.801s
user    0m2.385s
sys     0m0.031s

仮想化ソフトのアップデート後の実行時間(real)で比べると2.45秒が7.8秒と3倍以上遅くなっています。
ところがuser時間はほとんど変わっていません。sysは0.02秒と0.031秒と値が小さすぎるので誤差だと考えられます。
以上の結果から、仮想化ソフトのオーバーヘッドがかなり大きいのか、他のユーザーの重い処理にCPUを取られているのか、またはバージョンアップ後に、より多くのユーザーでシェアするように変更されたのか、どうかは不明です。
現在、プロキオン通販案内通販商品ナビ・Flashバージョンの検索処理はVPSサーバーの負荷が高い時、これ以上サーバーの負荷が上がらないように自動的に検索を停止させています。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。