無改造でヒスノイズを除去

プラズマテレビを良い音で(その3)の時に購入した、
Donyaダイレクト DN-USB DAC、ソ二ーの重低音が楽しめるヘッドホン、
MDR-XB700を繋いだ時にはヒスノイズ全く聞こえません。
ところが、16Ωと低インピーダンスカナル型イヤホン、
ビクターで重低音が楽しめるHA-FX3Xや、
安価の割に低音が楽しめる木製ハウジング採用カナル型ステレオイヤホンを繋ぐと、
ヒスノイズが聞こえるようになります。
大きな音が鳴っている時は、殆ど気にならないレベルなのですが、
音が小さくなると聞こえてきます。
DACを改造されている方もいますが、今回は無改造でヒスノイズ除去を試みてみました。
やったことは、カナル型イヤホンとDACの間にボリュームを入れただけです。
Donyaダイレクト DN-USB DACのヘッドホン端子にHA-FX3Xを繋ぐと、
DACのボリュームを一番に絞った状態でもヒスノイズが聞こえてきます。
次に2分岐ケーブルDACとHA-FX3Xの間に繋いで、2分岐ケーブルのボリュームをMAXにします。
同じようにヒスノイズが聞こえてきます。
ここで2分岐ケーブルのボリュームをヒスノイズが聞こえなくなる程度に絞ります。
音楽を聴く時は、DACのボリュームを調整して音の大きさを調整します。
これでヒスノイズの除去ができます。
音質の劣化も自分の耳では感じることはありませんでした。
ただ間に抵抗であるボリュームが入っているので、
DACのヘッドホンアンプのボリュームはやや開け気味になります。
2分岐ケーブルなので、もちろんカナル型2本を同時に鳴らすことができます。
調整がうまくいくと、ヒスノイズを除去した状態で
2つのヘッドホンを同時に楽しめます。
今回のコツは、音量はDACのボリュームを使うことです。
2分岐ケーブルのボリュームはヒスノイズを聞こえない位置で固定するだけにします。
2分岐ケーブルのボリュームはとても小さいので、細かい音量調整がやりにくいからです。
ヒスノイズが気になっている場合は、安いので試してみては如何でしょうか?

参考までに、今までに購入もしくは購入予定のオーディオ機器を
ブックマークとしてまとめています。

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