Apache設定メモ

使えるねっとに限らず、Linux VPS仮想サーバー管理ソフトとしてSwsoftのPleskが使われていることが多いと思います。Webで仮想サーバーの設定ができるのでサーバー管理の敷居が下がる反面、個別のカスタマイズが難しくなります。

プロキオン通販案内通販商品ナビ・Flashバージョン使えるねっとVPS環境に移植するにあたり、環境設定でいくつか苦労したことについての備忘録です。

今日はWebサーバーの環境設定ファイルであるhttpd.confについての備忘録についてです。

Pleskドメインを作成すると各ドメインの/var/www/vhosts/ドメイン/httpdocs/confディレクトリにhttpd.includeファイルが作成されます。このファイルがドメイン毎のWeb環境設定が設定されているhttpd.confに相当します。このファイルを直接修正することでWeb環境を設定することができるのだが、直接さわるとあとで厄介な問題に遭遇します。

Pleskで何らかの修正を行なうとhttpd.includeは上書きされてしまいます。このままでは修正した個別の内容は失われてしまいます。なのでhttpd.includeを直接いじるのはできるだけ避けてIncludeでまとめて外出ししておかないと、Pleskで修正した時の変更作業もたいへんになってしまいます。

それからPleskが設定したopen_basedirとSuexecUserGroupによるアクセス制限によって、PHPおよびPerlCGIの実行時のエラーが発生してしまいました。これらの設定も解除することにしました。まとめると

1.ローカル設定用インクルードファイルパスを設定する
2.open_basedirを無効にする
3.SuexecUserGroupを無効にする

プロキオン通販案内通販商品ナビ・Flashバージョン使えるねっとVPS環境に移植するにあたり今回実行した対策の備忘録でした。